中国でも最大の商業都市上海。
中国には多くの日本人が在留していますが、ここ数年在留邦人数がマイナスを記録している。外務省総領事局の資料によると、平成25年10月1日現在ですが、まず中国全土の長期滞在者は132,243人、前年比マイナス10.56%となっている。
さて上海スタイルの読者がいる上海では、上海総領事館の資料によると、長期滞在者が64,317人、前年比マイナス18.44%と中国国内全体と比較しても上海からの流出傾向が高いことがわかる。
因みに上海に長期駐留している邦人の男女比は、男性45,459名に対して女性18,858名であり、約7:3である。
また日系企業数は21,630、前年比プラス2.5%と微増。これは比較的小規模なサービス業などの進出企業が増えている。
反面、円安の影響もあり駐在員などが日本円で受け取る収入を人民元に両替すると。ここ2年で約25%以上も目減りし、PM2.5による影響で家族を帰国させる企業が増えている。
これは日本人学校の生徒数にも表れ、上海には虹橋校と浦東校と校舎が分かれており、小・中学生が2013年の3,177人をピークに、2014年4月には前年同期に比べ259人少ない2791人となり、2015年はさらなる減少が予想される。